ハノンのリズム練習で・・・
曲の中のフレーズで・・・

少し無表情に弾いてしまうとき、少し乱暴に弾いてしまうとき、

そんな時は、ステップ（歩いたり、スキップしたり、飛んだり）をしてもらいます。



歩き方にもいろいろあります。
ドンドン歩くとか、そろりそろり歩くとか、速く歩幅を狭く、のっしのっし象さんみたいに、
などなど・・・

曲調やフレーズに合わせて、歩いてみるとイメージがつかみやすいみたいです。

ステップした後、演奏すると、なんと！音が変わります。腕、手首の使い方にも変化が！！



リトミックでは、年齢によって難易度は違いますが、ステップを練習します。

最初は、歩く→走る→ゆっくり歩く　から始まり、
ことばに合わせて歩く（パトカー　♪♪♩）
リズムに合わせて、
歌のリズム通りに、
さらに手と足の両方使って・・・などです。

ステップは、拍子やリズムを正確にとる練習だと思われがちです。
実際、私もリトミックの指導者研修を受講していた時、リズムを刻む事に必死でした。
でも、もっと大切なのが、ニュアンスやフレーズを感じることなんですよね。

難しいリズムをステップすると、必死になって逆効果なので、
簡単で短いリズムでニュアンスやフレーズを感じる練習をするのが、効果的です。

身体と心を使い、素敵な演奏ができるようになって欲しいです。

はあはあ息を切らしながら、今日も生徒さんと一緒にステップ！
オーバーアクションで見本を見せます！！