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2020.03.10 |脳科学ソルフェージュ「音符ビッツ」

毎日の習慣で、小脳へインプット!!

今回は「小脳」について調べたことを書きたいと思います。

毎日の繰り返しが大切なことをみなさんに知っていただきたいです。

「小脳」は手足の滑らかな動きや体のバランスをとるための筋肉の無意識の動きをコントロールしています。

「小脳」には手足の動作の一連の動きがプログラムとして保存されています。食事をしたり、歩いたり、全ての動作のために手足のたくさんの筋肉をうまくなめらかに使わなければなりません。
お箸を使うとき、人差し指をこの角度で、親指にこのくらいの力を入れて・・・と考えながら使いませんよね?
目的のある動作に関わる筋肉の使い方や力の入れ具合などをプログラムとして、小脳に格納し必要に応じて使っているそうです。

ピアノを弾くためには、指を素早く効率よく動かす必要があります。それには小脳の働きが欠かせません。(スポーツも同じです!!)
練習で一連の動作を繰り返すことで、その動作のプログラムが小脳に入ります。初めは、ぎこちない動きでも、練習を重ねることで無意識に滑らかに動けるようになっていきます。練習とは、小脳にプログラムをインプットすることです。大人になっても小脳へのプログラムのインプットはできますが、脳の発達途上にある子どもの方が簡単で速くできるようです。

また、一旦プログラムされたものは、長い間、使わなくなっても残っているそうです。
ピアノの場合は、ブランクが長いとすぐにはうまく弾けませんが、ある程度練習すると感覚が戻ってきます。
私は、曲を弾く時間がなかなか取れないので、時間があれば音階を練習しています。何日か弾かないと、速く弾けなかったり、左右の動きがバラバラになったりします。

「小脳」へせっかくインプットできていることをすぐに使うために、毎日の繰り返し練習は必要です。
音符ビッツも毎日習慣化することが大切です。リズムにのって、カードをめくることは、体の筋肉を使います。効率よく速くできるように、毎日1分間、続けていただきたいです。脳が成長している今がチャンスです!!

1分間速読(クリスマス会)

本日のレッスンでFくんが「先生!音符ビッツ114枚読めました!!」とうれしい報告をしてくれました。
音符ビッツカードは114枚あって、それを1分間で速読できたのです。毎日練習しているFくん。立派です!
きっとFくんの脳はものすごく成長している事でしょう!これからも楽しみです。

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