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2021.04.11 |子育てお役立ちヒント

現役京大生から学ぶピアノと学業の深イイ関係!

~習い事と勉強を両立させるためのヒント~

楽譜イメージ
教室の最寄バス停が「京大正門前」という場所柄、京都大学の学生さん(2021年4月現在4名)がレッスンに来てくださっています。全員親元を離れ、京都で一人暮らしをされています。

「小さいころから習っていて、またやりたくなって・・・」「はじめてなんですけど、ピアノ弾けるようになりたくて・・・」といろいろ。

お勉強もできて、練習熱心な生徒さんたち。おまけに皆、礼儀正しくいい子たちばかり。

「ピアノは脳にいい!って言われているけれど、その効果かな?」

「小さいころは、どのようにピアノと関わって来られたのだろう?」

「きっと、子育て中のパパ・ママのヒントになることが聞けるはず!」

ということで、アンケート調査をしてみました。アンケートに答えてくれたのは、カッコいいピアノ男子のAくんとBくんです。

発表会演奏する京大生

▲発表会で演奏するAくんとBくん




ピアノを何歳から始めましたか?きっかけは?

Aくん:3歳 両親が「この子は音楽が好きそう」と思ったそうです

Bくん:8歳 姉がピアノを習っていたからです

先日、発表会でAくんのお母さまにお会いしました。「ピアノが好きで、京都に行ってからもっと好きになったみたいです。好きなことに一生懸命取り組んでいて嬉しいです」とおっしゃっていました。やはり「好き」なことはもっともっとやりたくなるんですね。ピアノだけではなく、なんでも「好き」を見つけて欲しいですね。




おうちでの練習はどのようにしていましたか?

アンケート(練習のやり方)幼児~小学生の間は、おうちの方が「練習しよう」と声掛けをされていたようです。また、時には一緒に、時には自分から進んで練習するときもあったそうです。小学生高学年から高校生になると、自主的に練習されていました。

小さいときからの習慣づけが大切です。ご家族で一緒に楽しみながら、時には励ましながら練習に取り組んでいただきたいです。




どれくらいの練習してましたか?(頻度と練習時間、時間帯は?)

Aくん:幼児・小学低学年は覚えていないが、高学年以降は、毎日一時間以上

Bくん:夕食前に毎日 30~60分

二人とも毎日されていました。

夕食前、など一日の生活リズムに組み込まれているのがいいですね。勉強の時間、習い事、自分の時間(遊びなど)のメリハリをつけることが大切です。




ピアノは好きでしたか?

アンケート(ピアノは好き?)

その時々で若干の変化はあったようですが、「普通」「まあまあ好き」「好き」を選択されていました。中学生、高校生で「好き」でいることが勉強との両立の秘訣かもしれません。Aくんは、勉強は学校で行い(公立の進学校)、家に帰ったらピアノの練習をするというリズムができていたそうです。(塾には行っていないそうです!!)




ピアノを習っていて、得したことよかったことは?

Aくん:自分が好きな曲・気になる曲を実際に弾いて楽しめる。

Bくん:一生の趣味を持てること。 周りからすごいって思われること。 反復練習の忍耐力を得られること。

まさに、私がいつも思っている「ピアノを通じてHappyに!!」です。練習は孤独で、時にはつらいときもありますが、その先には楽しさが!辛さを乗り越える「忍耐力」大事ですね。




ピアノは脳にいい!と実感したことありますか? 何か体験があれば教えてください(例えば、ピアノを弾いた後は計算が速くできたとか)?

Aくん:記憶力にはいい影響があるのではないかと思う。また人前で演奏する経験をすると、緊張にどう向き合うかという心構えができる気がする。

Bくん:スポーツに近いものを感じます。 弾き終わったあとの、清々しい感じなど。ピアノが好きかどうかもそれに結構関わってくると思います。

嫌々やらせれていたら脳は喜びません。バリアをはってしまう。「好き」だと、どんどん染み込んでいきます。満足感・達成感・爽快感など確かにスポーツと共通してます。またピアノも結構体力・体幹が必要です!

二人とも毎年の発表会に出演、特にAくんは小6~高2までコンクールに出場され、人前で演奏を経験を多くされたそうです。

締め切り(本番)に向かって計画的に仕上げること、緊張しても本番で力を発揮するために自分を信じること、演奏後の達成感など、特別な経験ができます。子どもの時にいろいろな経験をしていろいろな感情を持つことが人としての成長につながりますね。

発表会男の子

▲イメージ写真




いかがでしたか?

ピアノだけでなくいろいろな事に対して努力され、今に至っておられると思いますが、ピアノの影響は、少なからずあるはず。ピアノと勉強の両立いう素晴らしいお手本を示してくださっています。

私がいつも残念に思っているのは、勉強のためにピアノを辞められること。ご家庭の方針やお考え、子どもさんの状況や個性にもよるでしょうが、勉強とピアノはお互いに高め合える関係だと思っています。

子どもたちから「時間がない」という言葉をよく聞きますが「時間は作るもの」ヤル気になれば、時間をやりくりして何でもできるはず。社会に出たら、そうですよね。並行していろいろな事に取り組み、優先順位をつけながら、こなしていかないといけません。その練習だと思ってもらえればどうでしょうか?

ただ、ピアノ好きでないとがヤル気になりません。ヤル気になるように仕向けるのは、私の仕事だと思っていますが、おうちでも生活のリズム作りや声のかけ方などを工夫していただきたいと思います。

アンケートに答えてくださったAくんとBくんに感謝。ありがとうございました。

 

ピアノを通じてHAPPYに!「くれっしぇんどピアノ教室」


松浦 由香

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